Q&A フローリングの劣化、黒ずみ、色あせの原因とは

Q&A フローリングの黒ずみ、色あせの原因とは

フローリングの黒ずみや、色あせってすごく目立ちますし、一度気になり始めるとことあるごとに気になってしまうものです。

その原因とな何なのでしょうか?

    【フローリングの黒ずみの原因】

  • 足の脂汚れが、ワックスの表面に固着してしまう
  • ペットの歩行による脂汚れが、ワックスに表面に固着してしまう
  • 埃や汚れが、歩行によってワックスの表面に固着してしまう
  • 埃や汚れが、フローリングの溝に詰まって黒く見える
    【フローリングの色あせの原因】

  • 日焼けによるフローリングの劣化
  • ペットの尿によるフローリングの劣化

など、黒ずみも色あせも日常生活が原因となっています。

その原因を考える、完全に防ぎきることは出来ないので、日常的なメンテンスが肝になってくるんですね。

特にワックス表面へのダメージは複合的なもので、

ワックスの表面に脂汚れが付着する
   ↓
埃がその部分に定着しやすくなってしまう
   ↓
毎日の歩行によって汚れがどんどんワックスに擦り込まれてしまう

といった、悪循環が繰り返されて、徐々にフローリング汚れが見立つようになってきます。

ワックスの表面だけの影響であればまだしも、ペットの尿はワックスと反応してワックスを剥がしてしまうこともあるので、ワックスのコーティングを失ったフローリングの表面はさらに影響を受けやすくなってしまいます。

そのまま放置してしまうとフローリングの劣化につながってしまい、フローリング表面の細かなヒビ割れや、塗装が剥げてしまうなど色あせの原因にもなっているんですね。

通常はその状態になるまでに、5年、10年と時間が掛かるものですが、新築で真新しいフローリングだからと油断してメンテナンスを怠っていると、早ければ2年、3年で劣化するように痛んでくることも考えられます。

ワックスの塗膜はとても薄くて、しかも柔らかいので歩行や砂埃による擦り傷の影響をもろに受けてしまいます。

そのため、3ヶ月から半年程度の耐久性しかなく、時期が来たら剥離して塗り替えをすることによって、保護力を再生してフローリングじかに影響が無いようにしてあげているわけです。

実際、フローリングで黒ずみや色あせを経験した人も多いので、新築で家を購入したのを機にフローリングのメンテナンスを楽にしようと、フロアコーティングを検討する人が多くなっています。

また、ここ最近ではフローリングの色も濃い茶色よりも、部屋が明るく見える白色系、もしくはナチュラル系のフローリングが住宅、マンション業界のトレンドになっています。

ですが、白色系のフローリングほど、黒ずみが目立ちやすくなってしまうという欠点があるんですよね。

濃い茶系は濃い茶系で、色あせがかなり目立ちます。

フローリングの黒ずみや色あせ対策としては、まめにクリーニングしてあげることと、定期的にワックスを塗り替えてあげるというのが一番の予防になります。

しいては、フローリングの劣化を遅らせることにもなるんですよね。

フローリングは部屋のなかでも一番目に付く場所なので、美観を保つためにもメンテナンスは意識していかなければなりません。