Q&A フロアコーティングの施工時間はどれくらい?施行の手順は
入居前や引越し直前になると、新居の準備も合わせて行わなければいけません。
そんな中で、フロアコーティングの施行も予定しなければならないとなると、なかなか慌ただしいスケジュール感になってしまいがです。
そこで気になってしまうのが、
- フロアコーティングは施行するのに、どれぐらい時間が掛かるのか?
- また、施行してからどれぐらい日数を置けばよいのか?
という点ではないでしょうか。
フロアコーティングはUV、ガラス、シリコン、ウレタン、アクリルと種類がありますが、おおよそ1日から2日あれば施行は可能です。
施工する面積によって、左右される部分も大きので一概には言えませんが、一般的なマンションの間取り3LDKで約70㎡~80㎡広さなら、1日でも施行は十分可能です。
施行は可能なんですが、もう一つ注意しなければいけない点は、フロアコーティングが実用強度になるまでの時間が別に必要という点です。
実際、どれぐらいの時間が必要かというと、おおよその目安として
- UVこーーティング(油性) 強制硬化のため即日OK
- ガラスコーティング(油性) 自然乾燥 24時間~48時間
- シリコンコーティング(油性) 自然乾燥 24時間~48時間
- ウレタンコーティング(油性) 自然乾燥 24時間~48時間
- アクリルコーティング(油性) 自然乾燥 24時間~48時間
- アクリルコーティング(水性) 自然乾燥 24時間~48時間
厳密には、施工会社さんによって推奨の養生期間が異なりますので、確認してみてください。
UVコーティングは紫外線を照射して強制的に硬化させるので、施工後にはすぐに実用強度に達します。
それ以外のフロアコーティングの種類は、すべて自然乾燥で硬化させていくので、実用強度に達するまで少し時間が掛かってしまいます。
また、油性のフロアコーティングは揮発性有機溶剤が含まれていて、シンナー臭が伴うという問題もあります。
シンナー臭がするということは、まだ有機溶剤の揮発がされていると考えられますので、その臭いが消えるまで出来る限り養生期間を取ってあげるほうが理想的です。
引越しや入居までに時間がなければ、フロアコーティングの施行から、なか1日~2日。
時間的な余裕があるのであれば、こまめに換気をしながら1週間程度の養生期間を取ってあげるほうが良いと思います。