フローリングの張替え、10年、20年後に考える時の注意点とは

新築で住宅を購入した時に悩んでしまうのが、フローリングのメンテナンスについてどうしていくかという点ではないでしょうか。

メンテナンスの頻度を少なくする、また出来るだけフローリングを綺麗に長持ちさせたいとフロアコーティングを最初に検討するのか。
フローリングは傷付くもの、消耗品として10年とは言わないまでも、20年程度経ったら張替えを前提に生活するのか。

どちらにしても、費用が掛かってしまうので、どちらの選択がメリットが大きいのかというのが悩みどころです。

フローリングがダメになってきたら張り替えればいいと思う人も多いとは思いますが、10年後、20年後にフローリングの張替えを考えるときには、いくつか注意しなければいけない点があります。

フローリングの張替えを考える時の注意点

フローリングの張替えを考える時にはまとまった費用が掛かってしまうで、どうしても費用ばかりに意識が行ってしまいがちですが、費用以外にも考慮しておかなければいけない点があります。

そのポイントは

  1. 10年後に同じフローリングが手に入る可能性は低い
  2. 全面張り替えるか、居室単位で張り替えるのか
  3. フローリングが日焼けしている

といった点です。

10年後に同じフローリングが手に入る可能性は低い

新築で住宅を購入した時には新しフローリングであっても、10年、20年と時間が経過すると、フローリングメーカーの方で廃盤となってしまう可能がかなり高くなります。

業界いる感覚では早ければ2年、長くても5年程度で商品の入れ替えがあって、人気のないフローリングはすぐに廃盤になってしまう印象ですね。

廃盤になってしまった場合には、代替や似たような木目,色のフローリングで検討しなければなりませんが、木目、色が合うフローリングはそう都合よく見つかるものではありません。

ほんと見つかったらラッキーぐらいの感覚です。

全面張り替えるか、居室単位で張り替えるのか

10年後、20年後にフローリングが廃盤になってしまう可能性が高いということは、フローリングを張り替える範囲にも影響しています。

フローリングの木目の違いや色の違いがある場合、かなり目立ちますので、居室単位で張替えを検討せざるを得なくなってしまうんですよね。

例えばリビング・ダイニングを張り替えることにしたとします。

その時に廊下とリビングの扉の下に見切り材が入っているか?

もし見切り材が入っていなければ廊下も張り替えなければ違和感が出てしまいます。

廊下とつながっている洋室はどうでしょう?

といったように、各居室毎にフローリングが区切られていないと、結局全部の部屋を張り替えることになってしまいかねない可能性もあるんですよね。

当然、違和感を気にしない人であれば、不自然な張り分けでも問題ないかもしれませんが、その状態で満足できる人がどれぐらいいるでしょうか。

フローリングが日焼けしている

住宅は特に制限、障害が無ければ南向きに建てられるのが住宅業界の常識というのは多くの人がご存知かと思います。

戸建て、マンションに限らず日当たりの良い南向きの物件が条件の良い物件と認識されています。

ですが、フローリングとっては日当たりが良いのが好条件とはなりません。紫外線によって色褪せなど、劣化が早まってしまうからです。

日当たりの良い場所で、10年、20年経過したフローリングはやはり色褪せがかなり進んでいます。

仮に同じ品番のフローリングが手に入ったとしても、実際張ってみると別物のように色が違ってしまうというのは、リフォームではよくある話です。

2,3年しか経過していない住宅でも、同じようなことが十分起こりえます。

フローリングの張り替え費用ってどれくらい?

フローリングの張り替え費用は、面積、フローリングの種類、施工会社によってかなり幅がでてしまいますが、おおよそ50万~150万の費用が掛かります。

面積が多ければ多いほど150万に近づいていくイメージでしょうか。

「張替えを考える時の注意点」でも挙げたように、10年、20年後ともなると同じフローリングが存在しない可能性が高いので、フローリングの見切れ具合によっては必然的に張替え面積が増えてしまいます。

フローリングの寿命は約10年と言われていますが、10年経過したからといってボロボロに劣化してしまうわけではありません。

使い方、生活環境によって影響を受ける部分が大きので、綺麗に使用していれば10年、20年と使い続けることも可能です。

コーティングとフローリングの張替えどっちを選択すべき?

フロアコーティングとフローリングの張替えどっちを選択すべき?というのは結構迷いどころですよね。

どうせ張り替えるなら、数十万円も掛けてフロアーコーティングをする必要はないんじゃないという人もいるでしょう。

ですが、10年後、20年後に同じフローリングが手に入らない、もしくは手に入っても色褪せによって色がまったく異なってしまうのは大きなリスクです。

そのような意味では、フローリングが劣化する原因からの影響少なくしてくれるフロアコーティングを施工する意味がないということにはなりません。

フロアコーティングはフローリングの保護を目的としているので、フローリングの劣化を抑制する役目はしっかりと果たしてくれるからです。

また、保護する目的だけではなく、日々のメンテナンスを楽にしてくれるというメリットもありますので、そこに価値を感じるのであれば施工をオススメできる商品です。

まとめ

フロアコーティングの張替えというと、費用ばかりに意識がいってしまいがちなんですが、それ以外の注意点があること知らない人も意外と多いんですよね。

同じフローリングがかなり高い確率で廃盤になってしまうというのは意外な盲点ではないでしょうか。

その意味では、費用は掛かってしまいますがフロアコーティング検討する意味は十分すぎるほどあると思いますよ。

特にペットを室内で飼っているお家では、フローリングが劣化が早いので、もし新築で住宅を購入したのであればフローリングのメンテナンス、維持をどうしていくのかよくよく考えておいた方がよいかもしれませんね。