さとみさん!
床暖房とフロアコーティングに教えてほしいですにゃん!
まめ吉の部屋は、リビングに床暖房になっているそうですにゃん。
床暖房を使うとフローリングが暖かくなって、フロアコーティングが剥がれてこないか心配してるですにゃんね。
そうですね~!
まめ吉さんと同じように、床暖とフロアコーティングの相性を心配している人も多いみたいです。
床暖房の熱によって、フロアコーティングに不具合が出てくるんじゃないかという心配です。
それじゃ、床暖房とフロアコーティングの相性についてお話していきますね!
お願いしますにゃん!
床暖房のフローリングにフロアコーティングは施工しても問題ない?
床暖房のフローリングにフロアコーティングを施工する時の心配なのは、フロアコーティングは熱による影響を受けないのか?という点についてです。
具体的には熱によって、フロアコーティングが剥がれてきてきてしまうんじゃないかということですよね。
これはまず、そのフロアコーティングが床暖房に対応しているか、フロアコーティング施工業者さんに確認する必要があります。
そのフロアコーティングが床暖房に対応していれば、万が一があった際も各フロアコーティングに設定されている「保証期間」の保証に該当しますので安心ですよね。
最近は床暖房が標準、もしくはオプションで付けられる新築マンションや戸建てが多いので、フロアコーティング施工業者さんへの問い合わせも多いことから、Q&Aなどに床暖房への対応を記載しているところが多いです。
もしどこにも記載されていない場合は、必ず確認するようにしてくださいね!
もう一つ、物理的なお話をしていきますね!
床暖房というのは、2種類の方式があるんです。
新築マンションや戸建てで多いのは温水式の床暖房です。
ガスで温めた温水をフローリング下のチューブに循環させて、フローリングを温めるんですが、ナチュラルな優しい暖かさがとても心地よい床暖房なんです。
ちなみにまめ吉さんのお部屋も、温水式の床暖房です!
暖房と言っても、実際にチューブに巡らせる水の温度は40℃から60℃程度の温水で、フローリング越しに伝わる温度は30℃程度になります。
それでも十分な暖かさが感じられるわけですが、実際にフローリング、フロアコーティングに影響する熱は、人の体温よりも低いということが言えるんですね。
30℃のお湯の温度を想像してみてください。
また手のひらをフロアコーティング当てているのと大差ない温度ですので、それがフロアコーティングに影響するとは考えにくいというのがイメージできるんじゃないでしょうか。
フローリングはほとんど木材で出来ています。
フロアコーティングは種類によって成分が異なりますがガラス原料、シリコンやウレタン、アクリルといった合成樹脂で出来ています。
熱の影響を受けやすいのはフローリングとフロアコーティングどちらでしょう?
と素材的に考えると、木材の方が影響を受けやすいと想像できますよね。
実際、木材よりもガラスや合成樹脂の方が耐熱性は優れています。
・木材よりもガラスや合成樹脂の方が耐熱性高い
フロアコーティングはフローリングの表面に極薄い塗膜を張っているだけですので、床暖房の熱の放出を妨げるものではありません。
またフロアコーティング剤が耐熱性のある成分で出来ていますので、物理的に考えてもフロアコーティングが床暖房の影響を受けて剥がれてくる可能性は少ないと言うことになります。
これはちょっとフロアコーティングと関係のない余談になってしまいまうんですが、床暖房のフローリングの上にラグマットを敷いても大丈夫?という質問もよく受けるんですよね。
ラグマットにも床暖房対応のものが販売されていますが、非対応のものを敷いてしまうと床暖房の熱の放出を妨げることになってしまい、一番影響を受けるのはフローリングそのもです。
フローリングは木材という特徴から、極端な水分や乾燥にも影響を受けてしまうんですよね。
床暖房の熱の放出が妨げられた状態で、フローリングが熱せられたり、冷えたりを繰り返していると確実に劣化が早まる原因となってしまいますので注意が必要です。
まとめ
床暖房のフローリングにフロアコーティングは施工しても問題ない?という点についてまとめると
- 床暖房の温度は体温よりも低い
- フロアコーティング剤の主成分は耐熱性に優れているものが多い
- フローリングよりもコーティング剤の方が耐熱性高い
以上のことから、床暖房のお部屋でもフロアコーティングの施工は問題はないと言えます。
ですが、最終的にはフロアコーティング施工業者さんに対応しているか必ず確認して、品質保証の対象としておくのが安心です。