さとみさん!
まめ吉はUVコーティングにするかガラスコーティングにするかで迷ってますにゃん!
耐久性や耐久年数ではどちらも見劣りしないにゃんから、どっちにするか悩みどころですにゃんね。
ふむふむ。
最終的に高耐久なフロアコーティングを選びたいということですね!
UVコーティングとガラスコーティングは、コーティング種類の中でも最も需要のあるフロアコーティングです。
確かに耐久年数や性能が似たところが多いので、迷ってしまいますよね。
わかりました!それでは二つのコーティングを比べながら、どっちを選んだらよいか相性診断していきましょう!
UVコーティングとガラスコーティングの性能を比較
まずはUVコーティングとガラクコーティングの性能について比較していきましょう。
UVコーティングとガラスコーティングは主成分、施工方法が異なってきます。
また、乾燥するまでの時間、施工した後のフローリングの光沢も大きく違ってきますので、その部分も検討する際のポイントにするとグッと選びやすくなるはずです!
UVコーティングはコーティング剤を塗った後に、特殊な機械でコーティング剤にUV(紫外線)を照射して強制的に硬化させるコーティングです。
強制的に硬化させることでコーティングの塗膜を厚くできるので、フローリングへの密着性が高くフロアコーティングの種類の中でもトップクラスの高耐久性を誇っています。
強制硬化のもう一つのメリットは、施工後すぐに歩行できるようになることです。
自然乾燥のフロアコーティングですと施工後、数日で歩行は可能になるものの、完全に硬化するまでには約1周間程度時間を置いたほうがよいものもあります。
ですがUVコーティングの場合は、施工後すぐに引越しの予定を設定できるのも大きなメリットになるんじゃないでしょうか。
◎フロアコーティングの種類・UVコーティングの特徴とメリットとは?
01.耐久性 ★ ★ ★ ★ ★ 耐久年数20年~30年
02.防汚性 ★ ★ ★ ★ ★
03.塗膜厚 ★ ★ ★ ★ ★ 塗膜が厚い
04.塗膜硬 ★ ★ ★ ★ 耐摩耗性に優れる
05.乾燥性 ★ ★ ★ ★ ★ UV照射の強制硬化・即日入居可
06.光沢 ★ ★ ★ ★ ★ 強光沢
07.費用 ★ コーティングの中でも一番高い
08.安全性 ★ ★ ★ 施工時に刺激臭有
09.ペット ★ ★ ★ ★ アンモニア等耐薬品性有
10.補修 ★ 部分補修可能
11.剥離 ✕ 剥離不可
12.再施工 ✕ 再施工不可
◎施工時間が最短1日と短い
◎UV照射による強制硬化で即日入居も可能
◎強制硬化のため天候による乾燥時間の影響を受けない
◎耐久性、耐久年数、防汚性、耐薬品性に優れる
◎光沢が高い(好みによる)
◎滑り止め効果
▼施工時にシンナー臭がともなう
▼一度施工してしまうと剥離が不可能
▼施工に熟練した技術が求められる
▼施工コストが高い
▼家主の過失によるキズ補修の場合、費用が高い
▼光沢が高い(好みによる)
ガラスコーティングとはガラス原料が含まれたフロアコーティングです。
無機質をいう言葉を聞いたことがあるとは思いますけど、ガラス原料は無機という特徴を持っていてます。
無機の塗膜は酸化による劣化が少なく高耐久、長期間フローリングを保護できるというわけです。
また、ガラスコーティングの塗膜はとても硬く、塗膜の硬さで比べれはUVコーティングよりも優れているといえます。
硬い塗膜は平滑性にも優れていて、汚れも定着しにくいという防汚性にも優れたフロアコーティングなんですね。
◎フロアコーティングの種類・ガラスコーティングの特徴とメリットとは?
01.耐久性 ★ ★ ★ ★ ★ 耐久年数20年~35年
02.防汚性 ★ ★ ★ ★ ★
03.塗膜厚 ★ ★ ★ 塗膜は普通
04.塗膜硬 ★ ★ ★ ★ ★ UVよりも硬い・耐摩耗性に優れる
05.乾燥性 ★ ★ 自然乾燥・24時間~48時間
06.光沢 ★ ★ ★ 光沢は抑え気味
07.費用 ★
08.安全性 ★ ★ ★ 施工時に刺激臭有
09.ペット ★ ★ ★ ★ アンモニア等耐薬品性有
10.補修 ★ 部分補修可能
11.剥離 ✕ 剥離不可
12.再施工 ✕ 再施工不可
◎UVよりも塗膜の硬度が高く、耐摩耗性に優れる
◎耐久性、耐久年数、防汚性に優れる
◎光沢が抑え気味、ナチュラルな光沢(好みによる)
◎滑り止めの効果
▼施工時にシンナー臭がともなう
▼一度施工してしまうと剥離が不可能
▼施工に熟練した技術が求められる
▼施工コストが高い
▼光沢が抑え気味(好みによる)
▼家主の過失によるキズ補修の場合、費用が高い
UVコーティングとガラスコーティングを検討する時のポイント
耐久性、耐久年数で比較するとどちらも20年から30年程度ありますので、高耐久性ということで言えばフロアコーティングの種類の中でもトップクラスです。
- 耐久性
- 耐久年数
- 防汚性
- 安全性
- 耐薬品性
の性能ではどちらも見劣りしません。
また、再施工が出来ないという点も共通しています。
じゃなにが違うの?という検討する時のポイントをまとめると
②施工費用
③乾燥するまでの時間
④光沢
が異なっている点です。
UVコーティングの主成分は合成樹脂、ガラスコーティングの主成分はガラス原料です。
この主成分を比較すると、無機質のガラス原料の方が酸化しにくいという特徴があるので、劣化もしにくいと言えます。
合成樹脂は生成された瞬間から劣化がはじまると言われていますので、高耐久のフロアコーティングを言えども劣化しないとは言えないんですよね。
それでもフローリングの寿命が十数年と言われていますから、20年、30年の耐久力があるのであれば性能的には十分です。
フロアコーティング施工の費用は施工業者さんに左右されるところもありますが、一般的にはUVコーティングの方が施工費が高い傾向にあります。
施工の費用はコーティン剤の希釈率によっても変わってくるので一概に言えないところが難しいところです。
ただ、UVコーティングはUV照射機を使って乾燥させながら施工していきますので、一気に塗りひろげるガラスコーティングと較べると手間が大きい様ですね。
UVコーティングは強制乾燥、ガラスコーティングは自然乾燥です。
ガラスコーティングも1日から数日で歩行程度の硬化強度は出ますが、溶剤が完全に揮発するには1週間程度掛かる場合があります。
完全に硬化しないうちに重いものを引きずったりしてしまうと、擦り傷がついてしまう可能性が高いので注意が必要です。
UVコーティングはかなり強光沢、ガラスコーティングはUVと比較すると抑え気味の光沢です。
わたしはこの光沢の部分をすごい気にしてしまいます。UVコーティングはほんとにピカピカという言葉がピッタリなくらいに強い光沢が出ます。
まめ吉さんは以前、あまり光沢が強いのはとおっしゃていたので、そういう意味ではガラスコーティングの方が好みと言えるんじゃないでしょうか。
光沢については、サンプルが取り寄せられるのであれば実際に見てみることをオススメします。
また、サンプルの小さい面で見るのと、実際にフロアコーティングを施工して大きな面で見るのとでは感じ方が全然違うので、その点も意識しておいた方がよいでしょう。
なるほどですにゃん。
耐久年数が同じぐらいにゃんから、ちょっとどっちの方が合っているか迷っていましたにゃん。
さとみさんが教えてくれた様に、光沢面からするガラスコーティングの方がまめ吉には合っているかもしれないですにゃん。
まとめ
そうですね!耐久性の面ではどちらも遜色ありませんので、成分、費用、乾燥の時間、光沢をポイントに選んでみるといんじゃなでしょうか。
あとちょっと注意してほしいのが、マンションが直床でフローリングにクッション貼られているタイプのフローリングの場合です。
フロアコーティングするなら知っておきたい!フローリングの種類とは!?
フローリングのクッション性が高い=歩行時の浮き沈みが大きので、施工業者さんによってはガラスコーティングの硬度が高すぎて割れてしまうので施工出来ないという場合があります。
その辺は、ガラス原料の濃度によって調整出来る部分でもあるので、施工業者さんに事前に確認しておくとよいと思いますよ!